ライム〜あの日の先へ
「ありがとう、凛。ライムジュース作ってあるよ、飲むかい?」
「うん……」
曖昧な返事から、凛はライムジュースより窓の外が気になっているようだ。
「いいんだよ。窓の外をみてごらん、遠くにタワーとか見えるよ。もう少しして外が暗くなったほうがわかりやすいかな」
一成はしゃがみこんで凛に話しかけ、窓を指差す。だが、凛は部屋にいた人物に警戒して首を横に振った。
「じゃあ、ママと一緒に見に行こうか」
鈴子が手を繋いで一緒にゆっくりと窓辺に立つ。
「……ママ、こわい。かえる」
だが、凛は部屋にいたスーツ姿の人物に怯えてしまう。
「うん……」
曖昧な返事から、凛はライムジュースより窓の外が気になっているようだ。
「いいんだよ。窓の外をみてごらん、遠くにタワーとか見えるよ。もう少しして外が暗くなったほうがわかりやすいかな」
一成はしゃがみこんで凛に話しかけ、窓を指差す。だが、凛は部屋にいた人物に警戒して首を横に振った。
「じゃあ、ママと一緒に見に行こうか」
鈴子が手を繋いで一緒にゆっくりと窓辺に立つ。
「……ママ、こわい。かえる」
だが、凛は部屋にいたスーツ姿の人物に怯えてしまう。