たとえ、この恋が罪だとしても

***

 ふと目を覚ますと、窓の外が白んでいた。

 新聞配達のバイクの音が遠くから聞こえてくる。
 その音さえ、まるで祝福の鐘の音のように聞こえる。

隣で眠る安西さんの安らかな寝息も聞こえる。

わたしはそっと、彼の背中に口づけ、また微睡(まどろみ)のなかに引き込まれていった……



〈the end〉



*お読みいただき、どうもありがとうございました😊
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