排球の女王様~私に全てを捧げなさい!

 *

 家に帰ると、早速大地からメールが届いた。

 無事に家に着いたかどうかのメールだった。突然の女の子扱いに、何だかくすぐったいと思ってしまう。

 莉愛は急いで家に着いたことをメールすると、すぐに返信が返って来る。案外マメなんだなと思いながら、ふふふっと笑ってしまった。

 それから毎日のように大地とのメールが続いた。たいした内容では無いのだが、大地からのメールを心待ちにしている自分がいた。








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