青春の備忘録
「最近は高校野球がメインですが……野球ならなんでも好きです。プロだと福岡の球団がずっと好きですね、最近は二軍の方も見てます」
「お、あの球団かあ。最近ずっと強いね、日本一にもなったし。にしても、二軍って君、渋いなあ。僕はね〜、確かあの選手と対戦したことがあったなあ、今は遊撃手をしてて……」
授業でこんなことをしていて良いのか分からなかったが、先生はずっと野球の話をしていた。
他のクラスメイトはほぼ全員机にテキストやノートを広げて書き物をしている。
おそらく課題をしているのだろう。
授業の半分ほどが野球の話になってしまっていたが、クラスメイトからは自習時間が増えたと感謝された。
ただし、現社の教員とは言うものの野球部の監督。
いつか何かを言われるかもしれないと思い、自分の行動にも少し気をつけようかと思った。
「お、あの球団かあ。最近ずっと強いね、日本一にもなったし。にしても、二軍って君、渋いなあ。僕はね〜、確かあの選手と対戦したことがあったなあ、今は遊撃手をしてて……」
授業でこんなことをしていて良いのか分からなかったが、先生はずっと野球の話をしていた。
他のクラスメイトはほぼ全員机にテキストやノートを広げて書き物をしている。
おそらく課題をしているのだろう。
授業の半分ほどが野球の話になってしまっていたが、クラスメイトからは自習時間が増えたと感謝された。
ただし、現社の教員とは言うものの野球部の監督。
いつか何かを言われるかもしれないと思い、自分の行動にも少し気をつけようかと思った。