青春の備忘録
高校2年生──気になるあの人
4月──知り合う
4月、今日から2年生。
いつも通り、6時半に駅へ行き、電車に乗って学校へ向かう。
校舎に入って靴箱で靴を履き替えていると、足音が聞こえてくる。
「おはようございます」
降ろしていた鞄を持ち直した時にやって来たのは、8組の野球部だった。
「おはよう。今日も朝練ですか、頑張って!」
私は彼らにグーサインをして、応援を伝えた。
「あざっす!」
人が去っていけば、またそこは静かな校舎になる。
階段を上がって、3階へ向かう。
始業式前の教室には、春の暖かな風と桜の花びらの香りが舞っている。
出席番号順になった席について、私はノートを開いた。
シャープペンシルを手に取り、紙の上で走らせる。
今日から2年生。
いつも通り、6時半に駅へ行き、電車に乗って学校へ向かう。
校舎に入って靴箱で靴を履き替えていると、足音が聞こえてくる。
「おはようございます」
降ろしていた鞄を持ち直した時にやって来たのは、8組の野球部だった。
「おはよう。今日も朝練ですか、頑張って!」
私は彼らにグーサインをして、応援を伝えた。
「あざっす!」
人が去っていけば、またそこは静かな校舎になる。
階段を上がって、3階へ向かう。
始業式前の教室には、春の暖かな風と桜の花びらの香りが舞っている。
出席番号順になった席について、私はノートを開いた。
シャープペンシルを手に取り、紙の上で走らせる。
今日から2年生。