青春の備忘録
それを聞いた梨沙は目を丸くした。
「え!めっちゃシティーガールじゃん!いいな〜。私なんて、市と市の境目だからすっごい田舎だよ」
東崎中と聞いてから梨沙が市街地に住んでいないことは予想がついていたが、私は梨沙の住んでいるところよりも彼女の反応に驚いた。
「羨ましすぎるよ〜、市の中心部でしょ?」
「まあ、ど真ん中じゃないけど……市役所とか県庁くらいだったらすぐ行けるくらいのところかなあ」
梨沙はさらに羨望の目を私に向けていた。
これまで市外の学校に通ったことのなかった私にとってはただ驚くばかりの反応で、その後他の女子生徒と同じ話をした時も、同じ反応が返ってきた。
「え!めっちゃシティーガールじゃん!いいな〜。私なんて、市と市の境目だからすっごい田舎だよ」
東崎中と聞いてから梨沙が市街地に住んでいないことは予想がついていたが、私は梨沙の住んでいるところよりも彼女の反応に驚いた。
「羨ましすぎるよ〜、市の中心部でしょ?」
「まあ、ど真ん中じゃないけど……市役所とか県庁くらいだったらすぐ行けるくらいのところかなあ」
梨沙はさらに羨望の目を私に向けていた。
これまで市外の学校に通ったことのなかった私にとってはただ驚くばかりの反応で、その後他の女子生徒と同じ話をした時も、同じ反応が返ってきた。