最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる2。〜学園編〜
「ごめんごめん。でもオレは見てみたいんだよ」
「なにをですか」
「キミが覚醒するそのときを、ね」
「私は元闇姫であり今は壱流の…」
「俺の、なんだって?」
「壱流!?」
背後からの声に思わずびっくり。
「教室で待ってんのに飽きた」
「だからって…」
「そうだよ、壱流。今は彼女と大事な話をしてたんだ」
「大事な話?」
「彼女の血を欲しいって件さ」
「なっ…おまっ、まだあきらめてなかったのかよ!」
まだ?ってことは壱流の前では今回が初めてじゃないってことかしら。
でも壱流が来てくれて本当によかった。白銀先生と2人きりはなんとなく嫌だったから…。
「壱流。以前も言った通り、学校ではオレのことは先生と呼びなさい」
「はいはい」
「はいは一回だろ?ちゃんと聞いているのかい?」
「聞いてるつーの。教師になってよりウザくな…っ!?」
「年上のいうことは聞きなさい」
「…はい」
「壱流大丈夫!?白銀先生、やりすぎです」
白銀先生は壱流に助けられてからいつも一緒。まるで本当の兄弟みたいだって微笑ましくなるときもあるんだけど、こうして時々だけど白銀先生の怖い一面も見え隠れする。というか最近は隠れてすらいない。
「止めないでくれるかい?これは壱流とオレの問題だから」
「でも…」
「キミには関係ないことだろう?子供を叱るのは大人の役目だ」
「だからって弱点である銃を撃って動きを止めようとするなんて…そんなの大人がすることとは思えません」
白銀先生がこうなったのも仕方ない。壱流は見た目は吸血鬼になったとはいえ元はただの人間。だから早く立派な吸血鬼になれって圧をかけているんだろうけど。
なんでだろう。以前とはちがって白銀先生の優しさが感じられないのは。
「なにをですか」
「キミが覚醒するそのときを、ね」
「私は元闇姫であり今は壱流の…」
「俺の、なんだって?」
「壱流!?」
背後からの声に思わずびっくり。
「教室で待ってんのに飽きた」
「だからって…」
「そうだよ、壱流。今は彼女と大事な話をしてたんだ」
「大事な話?」
「彼女の血を欲しいって件さ」
「なっ…おまっ、まだあきらめてなかったのかよ!」
まだ?ってことは壱流の前では今回が初めてじゃないってことかしら。
でも壱流が来てくれて本当によかった。白銀先生と2人きりはなんとなく嫌だったから…。
「壱流。以前も言った通り、学校ではオレのことは先生と呼びなさい」
「はいはい」
「はいは一回だろ?ちゃんと聞いているのかい?」
「聞いてるつーの。教師になってよりウザくな…っ!?」
「年上のいうことは聞きなさい」
「…はい」
「壱流大丈夫!?白銀先生、やりすぎです」
白銀先生は壱流に助けられてからいつも一緒。まるで本当の兄弟みたいだって微笑ましくなるときもあるんだけど、こうして時々だけど白銀先生の怖い一面も見え隠れする。というか最近は隠れてすらいない。
「止めないでくれるかい?これは壱流とオレの問題だから」
「でも…」
「キミには関係ないことだろう?子供を叱るのは大人の役目だ」
「だからって弱点である銃を撃って動きを止めようとするなんて…そんなの大人がすることとは思えません」
白銀先生がこうなったのも仕方ない。壱流は見た目は吸血鬼になったとはいえ元はただの人間。だから早く立派な吸血鬼になれって圧をかけているんだろうけど。
なんでだろう。以前とはちがって白銀先生の優しさが感じられないのは。