デス・チケット
☆☆☆
幽霊が仲間になってくれている間に出口を探す。
その方法はよかったものの、肝心の出口がどこにも見つけられない。
お化け屋敷の裏側には非常口の看板もなく、ただ薄暗い通路が続いていくばかりだ。
「くそっ! ここも行き止まりだ!」
タイセイが壁を殴りつけて悪態をつく。
「大丈夫だよタイセイ。時間はたっぷりあるんだから、きっと出口は見つかるよ」
私はそう言ってタイセイを慰めるものの、本当は自信がなくなってきていた。
ここに本当に出口はあるんだろうか?
さっきから通路を行ったり来たりしているけれど、外へ通じているドアはひとつもなかった。
もしかしたら、私達は永遠に出ることのできない迷宮に迷い込んでしまったんじゃないだろうか。
そんな不安がずっと脳裏にこびりついて離れない。
試しに横の壁を叩いてみる。
幽霊が仲間になってくれている間に出口を探す。
その方法はよかったものの、肝心の出口がどこにも見つけられない。
お化け屋敷の裏側には非常口の看板もなく、ただ薄暗い通路が続いていくばかりだ。
「くそっ! ここも行き止まりだ!」
タイセイが壁を殴りつけて悪態をつく。
「大丈夫だよタイセイ。時間はたっぷりあるんだから、きっと出口は見つかるよ」
私はそう言ってタイセイを慰めるものの、本当は自信がなくなってきていた。
ここに本当に出口はあるんだろうか?
さっきから通路を行ったり来たりしているけれど、外へ通じているドアはひとつもなかった。
もしかしたら、私達は永遠に出ることのできない迷宮に迷い込んでしまったんじゃないだろうか。
そんな不安がずっと脳裏にこびりついて離れない。
試しに横の壁を叩いてみる。