デス・チケット
終焉
翌日。
私達4人は遊園地の前に来ていた。
昨晩大きな火事があったということで遊園地は今立入禁止になっていて、警察や関係者の人間たちだけが出入りしていた。
今回の事件のことが公になるかどうかはわからない。
なにしろこれだけ大きな遊園地を作り、お化け屋敷のためだけに罪を重ねてきた人間たちなのだ。
悪事をもみ消すくらい簡単なことかもしれない。
「あんなことがあったなんて、私まだ信じられない」
コノミが呆然とした様子で呟いた。
昨日遊園地から脱出したあと、全員で病院へ向かった。
魂だけにされていた人たちも含めて、全員でだ。
院内は一時騒然としていたけれど、順番に診察を受けて体に異常はないとわかり、帰宅を許されたのだ。
帰宅してからも両親に説明するのは大変だったから、後日ちゃんと話すと説得をして泥のように眠った。
それでも朝起きてスッキリした気分にはなれていなかった。
私達4人は遊園地の前に来ていた。
昨晩大きな火事があったということで遊園地は今立入禁止になっていて、警察や関係者の人間たちだけが出入りしていた。
今回の事件のことが公になるかどうかはわからない。
なにしろこれだけ大きな遊園地を作り、お化け屋敷のためだけに罪を重ねてきた人間たちなのだ。
悪事をもみ消すくらい簡単なことかもしれない。
「あんなことがあったなんて、私まだ信じられない」
コノミが呆然とした様子で呟いた。
昨日遊園地から脱出したあと、全員で病院へ向かった。
魂だけにされていた人たちも含めて、全員でだ。
院内は一時騒然としていたけれど、順番に診察を受けて体に異常はないとわかり、帰宅を許されたのだ。
帰宅してからも両親に説明するのは大変だったから、後日ちゃんと話すと説得をして泥のように眠った。
それでも朝起きてスッキリした気分にはなれていなかった。