デス・チケット
入場ゲートで私達の前後にいた人たちはスタンプなんて押されずに普通に入場していたのだ。
「あぁ、これって特別なチケットを持っていた人にだけ押されるスタンプだろ?」
ミチオがそう言い、スタンプの上から指でこすってみせた。
スタンプは滲んだり消えたりすることなくしっかりとついている。
なにか特別なインクを使われているようだ。
「どういう風に特別なんだろう?」
私は首をかしげてカズトモへそう聞いた。
チケットと取ったカズトモならなにか知っているだろうと思ったのだ。
しかしカズトモも私と同じように首をかしげている。
「さぁ? よくわからないけど、まぁとにかくなにかアトラクションに乗ってみようよ」
「俺ジェットコースター!」
「私は観覧車がいいなぁ」
ミチオとコノミが好き勝手なことをいい始めた。
「あぁ、これって特別なチケットを持っていた人にだけ押されるスタンプだろ?」
ミチオがそう言い、スタンプの上から指でこすってみせた。
スタンプは滲んだり消えたりすることなくしっかりとついている。
なにか特別なインクを使われているようだ。
「どういう風に特別なんだろう?」
私は首をかしげてカズトモへそう聞いた。
チケットと取ったカズトモならなにか知っているだろうと思ったのだ。
しかしカズトモも私と同じように首をかしげている。
「さぁ? よくわからないけど、まぁとにかくなにかアトラクションに乗ってみようよ」
「俺ジェットコースター!」
「私は観覧車がいいなぁ」
ミチオとコノミが好き勝手なことをいい始めた。