デス・チケット
タイセイの言葉に時間が止まった気がした。
なにも聞こえない、なにも見えなくなってしまった気がした。
「死んでる……?」
無意識に聞き返したとき、やっと音と色が舞い戻ってきた。
「あぁ。ここにいる人達は全員、ほんものの幽霊ってことだ」
本物の、幽霊……。
ゾクリと全身が泡立つ。
忘れていた気分の悪さと体の重さが舞い戻ってくる。
「そんな、本物の幽霊だなんて、まさか」
そう言って笑おうとしたけれど、顔がひきつってうまくいかなかった。
「ありえるな」
ミチオが真剣な表情で頷く。
なにも聞こえない、なにも見えなくなってしまった気がした。
「死んでる……?」
無意識に聞き返したとき、やっと音と色が舞い戻ってきた。
「あぁ。ここにいる人達は全員、ほんものの幽霊ってことだ」
本物の、幽霊……。
ゾクリと全身が泡立つ。
忘れていた気分の悪さと体の重さが舞い戻ってくる。
「そんな、本物の幽霊だなんて、まさか」
そう言って笑おうとしたけれど、顔がひきつってうまくいかなかった。
「ありえるな」
ミチオが真剣な表情で頷く。