王女の選択
「っっ!!ふざけるのはよしてくださいっ!」

「ふざけてなどいないのだが」

両側の騎士に同意を求める。

「・・・父の・・・国王の首を差し出すわけにはいきません。それなら・・・」

カーラは馬から降り、剣を構えた。


「私と勝負し、私の首を取ればいい。」



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