こんなのアイ?
俺が手にボディーソープを取ると愛実は
「ぁの…悠衣さん…それは恥ずかし過ぎるので自分で…」
「このボディーソープもったいない」
「悠衣が使って」
「嫌だ。俺は愛実に洗ってもらう」
「嫌だって…ふっ…じゃあ背中だけお願いします」
そう言い後ろを向いて座った。愛実は明るいところで恥ずかしいのだろうが…だから後ろを向いて背中と言ったのだろうが…彼女は彼女自身をまだよくわかっていない。愛実は背中…とても感じやすいんだ。
手で泡立てたソープを彼女の左右の肩甲骨辺りに乗せ丁寧に丸くマッサージするように広げていく。手のひらを中央から外へゆっくりクルクルと撫でる。外を向いた指先は彼女の横腹や胸の山裾を撫でる。腰の高さも同じようにクルクルと撫でる。
「…ありがと…もう十分」
「まだ泡がいっぱいあるから腕も洗おうか」
こうして腕を洗い
「まだ泡がいっぱいあるから前も洗おうか…恥ずかしいならそのままでいいよ」
そう声を掛け泡を肩から胸に落とすと後ろから手を伸ばしクルクルとマッサージするように内から外、外から内と手を動かす…ぅ…堪えきれない声が彼女から漏れ
「立って…全部洗ってあげる」
もう抵抗する気もないのか愛実はそっと立ち上がると俺の肩に手を置いた。
「いい子」