夢見るユメに僕は夢中
夢 見 る ユ メ に 僕 は 夢 中 ( 完 )
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「澪のお願いなら何でも叶えてあげる」
その男の甘い言葉に、
騙されちゃダメ。絶対。
「だからいい加減、俺のものになってよ」
*
*
「澪のためなら何でもするよ。どいつをぶっ飛ばせばいい?」
愛が重い(元ヤン?)男子
×
世話焼き気質女子
「そういうのいいから!大人しくしててよもうっ!」
*
*
何故か私のことを第一に優先してくれるし
私の名前たくさん呼んでくれるし
私が笑ったら嬉しそうにするし。
危うくあいつに絆されそうになるけれど。
「おあずけ食らいすぎて、もう我慢の限界なんだよね」
「っ……!?」
「そろそろ俺の好きにしていい?」
この男に近づき過ぎるのは、
危険極まりない。
【 そ の 溺 愛 、 危 険 度 9 9 % に つ き 】
「一緒におかしくなっちゃおうよ、澪」
甘くて危険なあいつに要注意。
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"久世くんの笑顔を見たら、
たちまち恋に落ちてしまう"
私の学校では有名な噂。
久世くんは、皆の人気者。
*
*
クールで、誰にも媚びなくて
自分を貫いていて。
君は何でもできる完璧な人。
「花戸さんて、俺のこと好きなの」
だから、平凡な私の恋心は、
秘密にしておこうと思っていたのに。
【 君 の 甘 い 笑 顔 に 落 と さ れ た い 。 】
「全部1人でなんとかしようとすんなって言ってんだろ」
「……花戸さんみたいな奴は嫌いじゃない」
「無防備なんだよ、おまえ。
俺のこと好きっつったの、どこのどいつだよ」
あの噂、本当なの。
私、久世くんの笑顔を見た時から、
久世くんのことが大好きで仕方ない。
「私のこと、好きになって、久世くん……」
「おまえのそーいうとこ、本当にずるい。」
落とされたのは
君か、私か。
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クラスメイト(兼推し)の八千代くんは、いつも静かに本を読んでいる。
物静かな彼の首筋にキスマークが付いているなんて、
多分、私しか知らない。
「八千代くんってプレイボーイなの?」
「さぁ?」
「もっと真剣に答えてよ」
「俺のことで悩んでる倉木が可愛くて」
「えっ」
「冗談だよ」
*
私のことを翻弄して、ドキドキさせて、いつも余裕げな八千代くん。
そんな彼にも、どうやら秘密があるみたい。
「多分俺は、あの人と一緒になることはないよ」
八千代くんの傷ついてる姿を見ると、
何とかしてあげたいって、笑ってて欲しいって
強く思うの。
「──じゃあ、倉木、俺のこともっと欲しがってよ」
【 八 千 代 く ん の も の に な る ま で 、
1 5 秒 】
「ここ、キスマーク付けていい?」
「な、なんで……」
「俺以外のものになって欲しくないから」
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