神殺しのクロノスタシスⅣ
――――――…シルナによって、魔封じの石なるものの情報が明らかになった…、

その翌日。

俺達イーニシュフェルト魔導学院、学院長室では。

昨日のシルナの話を、他の教員達にも伝えていた。




「…ふーん。そういうことだったんですね」

「そうですか…。言いにくいことを、ありがとうございます」

イレースは、あまりにも素っ気なく。

天音は、微笑みを浮かべてそう言った。

…まぁこの二人なら、そうだと思ってたよ。




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