神殺しのクロノスタシスⅣ
こうして。

何となく浮かれ気分だったイーニシュフェルト魔導学院の生徒達は、一気に小論文課題という現実に叩き落とされ。

「こんな時期にこんな課題なんて」と、心から嘆いていたが。

生徒達よ、お前達の気持ちはよく分かる。

お前達だけじゃない。

俺達教員もまた、同じ課題を受けさせられているのだ。

一蓮托生、痛み分けだ。

そしてこの課題がまた、結構、見た目よりも大変だった。








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