神殺しのクロノスタシスⅣ
文字数制限に引っ掛かりそうなので、ここいらで改ページ。
お次はイーニシュフェルト組に戻って、イレースちゃんから。
イレースちゃんは今回、異次元世界出張組ではなく、『白雪姫と七人の小人』組ですね。
今回は久々に、登場人物全キャラに出番を作ってあげることを意識したので。
異次元世界出張組と、そうでないキャラは、『白雪姫と七人の小人』と契約した組のどちらかで、活躍の機会が与えられています。
え?シュニトラスは出番なかったじゃんって?
…言わせんなよ…忘れてたんだよ…。
次回作で出番あると信じてください。
シュニィちゃんを忘れていただなんて、アトラスに大剣で潰されそうだよ。
番外編で出番を作ろうかとも思ったんですが、全体のバランスが微妙に悪いんで、やっぱり次回作に持ち越しかなと。
とにかく、イレースちゃんですね。
どうでした?皆さん。イレースちゃんの拷問の授業、受けたいですか?
私?私は受けたくないですね。
死を覚悟して受けなきゃならない授業だ。
小人も馬鹿だよ。よりにもよって、イレースちゃんに恐怖を教えてもらおうだなんて…。
それにしても第二部に出てきた、『白雪姫と七人の小人』。
面白い魔法道具ですよね。
いくらなんでもお遊びが過ぎるだろう。羽久も行ってましたが、イーニシュフェルトの里の賢者は、なんて玩具を作ってるんだ。
まぁこれ、失敗作なんで。
暴走したらえらい目に遭います。
ちなみに、全ての小人の要求にキチンと答えた場合、白雪姫は暴走しません。
暴走しなかったらどうなるんだろう…。普通に可愛い白雪姫が目覚めるんだろうか…。
考えたこともないですが、全ての失敗は、ナジュと契約してしまったというところだな。
しかしイレースちゃんですね…。ちょっと寂しいことになってますよね、この子。
ナジュ君と天音君が、謎の仲良しコンビを結成してしまったので。
イレースちゃんが紅一点、かつボッチ教師みたいになってしまった。
御本人は全く気にしてなさそうですが、何だか可哀想なので、次回作新キャラを補うことで彼女のボッチ教師を脱却したい…、
…人生だったなぁ。
こう言うと不遇なように聞こえますが、作者はイレースちゃん好きですよ。
可愛いしな。女の子好きだし私。
何だろう。イレースちゃんに…こう、冷徹な視線を向けられたい…。
桜崎ドM説浮上。
さて、知られざる作者の性癖がバレてしまう前に。
お次は、この度外伝をもらうに至ったナジュ君の解説をしましょう。
このあとがきの後50ページくらい余ってるのは、この人の外伝です。
ナジュ君の過去話を書いてます。
この子の過去については、前作で概要くらいは語ったんですが。
今作の外伝が、完全版です。
よって、前作までに語られていたナジュ君の過去とは、若干の相違があるところもあるんですが。
この外伝が完全版なので、「あれ?なんかおかしくね?」と思った箇所は、外伝の方が正しいと思ってください。
お前って奴は、ちゃんとプロットを練って書き始めないから、こういうところで齟齬が生まれるんだよ。
大体何でも見切り発車で書き始めるのは、桜崎の悪い癖です。
しかも、見切り発車で始めて、そのまま完走しやがるからタチが悪いよ。
外伝をもらっているところから分かるように、ナジュ君は作者のお気に入りキャラです。
言うまでもないですね。
こちらも言うまでもないですが、前世はエロマフィアのルーチェスです。
ナジュ君が、ルーチェス君じゃなくてナジュ君と呼ばれているのも、前世との区別の為です。
実はこいつ、名前ルーチェス君なんだぜ。ルーチェス・ナジュ・アンブローシア。誰一人呼んでないけど。
本人も、呼ばれてなさ過ぎて、「ルーチェス君」って呼ばれてもスルーしてそう。
そんなナジュ君は、先程も言ったように作者のお気に入りキャラなので。
異次元世界組でもあり、白雪姫契約組でもあります。
贅沢だなぁおい。
この人の異次元世界は、確か天音がいた平和な村を破壊する、みたいな内容でしたね。
自分が過去に犯した罪と、強制的に向き合わされるという。
「お前が過去にやったのはこういうことだぞ。分かってんのか?」と突きつけられた訳です。
これは辛い。
自業自得と言えばそれまでですが、でも辛いことに変わりはない。
珍しくナジュ君も、結構傷ついてましたしね。
外伝書いてるときも思いましたけど、この子って本当不幸だよなぁ。
多分前世が幸せ過ぎて、今世でそのツケを払わされているのかもしれない。
可哀想。
白雪姫編では、天音との絆が深まったりして良かったかなぁと。
しかし、契約の毒指輪で殺されても、不死身なのでノーダメージって。
自分で書いてて、なかなかのギャグ展開だなと思いました。
ナジュ君が、小人の我儘をちゃんと聞いてあげてたら、白雪姫は暴走しなかったのかもしれない。
が、あれだけ我儘三昧言われたら、一発ぶっ飛ばさざるを得ない。ので。
結局、白雪姫は暴走する運命なんですよねぇ。
彼は周囲から散々、「自分を盾にした戦い方はするな」と言われてはいますが。
作者としては、ナジュ君が「自分を肉の壁にする→捨て身特攻」みたいな戦い方をするのが、実に彼らしくて好きです。
作者ドM疑惑が一転、ドS疑惑に変貌。
スキル不死身に加えて、読心魔法まで使えるんだもんなぁ。
完全に扱いが準主役級ですよ。作者からの愛を感じる。
次は、そんなナジュ君のパートナーになりつつある天音君。
めちゃくちゃ良い子ですよね。
ナジュ君が悪い子であればあるほど、天音君の良い子っぷりが際立つ。
そういう意味で、凹凸コンビとしてこの二人は相性良いと思います。
しかし天音は本当、海のように広い心の持ち主ですよね。
ナジュ君との過去の因縁(最初殺し合ってますからね)を考えると、とてもじゃないけど、ギクシャクして仲良くするどころじゃないと思いますけど。
それが今や、お互い一番のお友達になってますから。
それもこれも、天音の懐の深さのお陰。
イーニシュフェルト組は、基本我の強いタイプが多いので、天音はその間に挟まれて、良い緩衝材になっています。
が、押し潰される天音本人は、ちょっと疲れてそう。
作者からの評価は、天音はそれほど高くありませんでした。
むしろイーニシュフェルト魔導学院に来てからは、扱いに困ることの方が多く。
学院にいるのに、天音だけ保健室で待機して他の面々だけで喋ってる…なんてこともあったんですが。
最近になって、天音の評価が急上昇。
何でだろう。天音のキャラを掴んだのかもしれない。
天音も天音で、トゥルーフォームで真価を発揮するという中二病設定持ちですからね。
そこが作者のお気に入りポイントなのかもしれない。
単に、ナジュ君との絡みが好きなだけなのかも。その可能性はある。
ともあれ、天音もイーニシュフェルト組として、ちょっとずつ貫禄が出てきてます。
しかし、最初はイーニシュフェルト魔導学院の教師って、シルナと羽久の二人(+大量のシルナ分身)しかいなかったんだよなぁ。
それが今や、五人ですよ。増えたなー。
しかも、次回作でもう一人増えたらなーとか、そんなことを考え(ry。
私が一度に扱えるキャラクターの人数に、そろそろ限界が来ている。
既に、令月とすぐりは、イーニシュフェルト組の中でも別の括りに入ってますので。
そう思うとあれだな。やっぱり最初に比べると、登場人物増えたなぁ。
そんな天音君、今作では白雪姫組としてナジュ君と共に頑張りました。
天音君こそ優しさの塊ですよ。
そしてお人好しである。
もうちょっと他人に厳しくなっても良いと思うよ、天音は。
今作の外伝では、ナジュ君について語ったので。
次は天音について語る機会があるかもしれない。そこまで作者からのキャラ愛が育つでしょうか。
そういう点では、まだまだ発展途上タイプの天音君。
これからも立派なイーニシュフェルト魔導学院の教師として、頑張ってください。
…あまりのお人好しっぷりに、生徒から玩具にされてる節がありますが。
次は準イーニシュフェルト組。ってか生徒。令月さん。
彼は本当にね…名前をもうちょっと、真面目に考えるべきだったと、今でも後悔しています。
令月って二月って意味なんですよ。
二月にこの子を思いついたから、安易に令月って名付けたんですが。
浅はか過ぎたなぁと。
ちなみに、今このあとがきを書いているのは二月の中旬です。
つまり、令月君一周年。おめでとー。
初登場時のことを思うと…本当に立派になったよなぁ。
去年の令月君に、「君、来年の今頃、ベストパートナーと一緒に学院に溶け込んでるよ」って教えてあげても、絶対信じないでしょうね。
でも、実際そうなったんですよ。凄い。
令月君の作者評価は、去年から変わらず高いままです。
すぐり君より令月君の方が好きです。何でかな。この子はちょっと天然っぽいところがあるから、そこが好き。
おまけに近接戦闘で二刀流の太刀って、格好良くないですか?
中二病心をくすぐるなー。
令月君とすぐり君もまた、異次元世界組でもあり、白雪姫組でもあります。
令月の異次元世界は…羽久にちょっと似てるかな。
ナジュ君とも似てる。
自分がこれまで、暗殺者時代に殺してきたであろう、幸せな家庭の追体験です。
この追体験を通して、自分の罪を自覚させ、再起不能に陥らせてやろうという魂胆。
なんて卑劣な。
しかし元々令月君は、暗殺を強制されていただけで、自分の意志で暗殺を行っていた訳ではありません。
そうしなきゃ自分が殺されてたんだから、これはある種の正当防衛。
生き残る為には、罪の意識なんか感じている余裕はなかった。
一人殺す度に罪悪感に駆られてたんじゃ、暗殺者なんて出来ませんよね。
その点令月君は、暗殺者としては非常に…高いプロ意識があるので。
今更己の罪を自覚させられても、その罪に押し潰されることはありませんでした。
本当立派になったなぁ、お前。
すぐり君とペアを組むようになってから、ますます立派になったような気がする。
まぁ、夜間外出が常態化しているので、そこはどうかと思うけれども。
これからも、すぐり君と仲良くな。
余談ですが、令月君を園芸部の部員として入れてあげたい気持ちが、作者にはあるんですが。
ツキナちゃんと二人きりでいたいすぐり君に、猛反発を受けて、なかなか令月君を入れてあげられません。
で、次にそんなすぐり君ですが。
君は、令月君以上に成長したキャラだと思う。
初登場時は、完全に絶対令月許さないマンでしたもんね。
それが今や、そんな令月君とペアを組み、打倒シルナを掲げる仲間となりました。
いやぁ本当に成長したなぁ。
すぐりの異次元世界も、ネタには困りませんでした。
すぐりには、因縁の…『玉響』君との件がありますからね。
前作で言ったと思いますけど、『玉響』君は、生き残るか死ぬか、かなり悩んだキャラだったので。
『玉響』がもし生きていたら、のifの世界が書けて、楽しかったです。
いや楽しむなよ。すぐりにはトラウマ世界だぞ。
友達になってくれたら、すぐりは楽しいと思います。強いしな。令月君より話通じるし。
しかし今の彼は、ツキナちゃんに夢中かので。
是非ともツキナちゃんと共に夢を叶えて、いちご畑でいちご狩りを楽しんでくれ。
…良いなーいちご狩り…私も混ざりたい…。
お次はイーニシュフェルト組に戻って、イレースちゃんから。
イレースちゃんは今回、異次元世界出張組ではなく、『白雪姫と七人の小人』組ですね。
今回は久々に、登場人物全キャラに出番を作ってあげることを意識したので。
異次元世界出張組と、そうでないキャラは、『白雪姫と七人の小人』と契約した組のどちらかで、活躍の機会が与えられています。
え?シュニトラスは出番なかったじゃんって?
…言わせんなよ…忘れてたんだよ…。
次回作で出番あると信じてください。
シュニィちゃんを忘れていただなんて、アトラスに大剣で潰されそうだよ。
番外編で出番を作ろうかとも思ったんですが、全体のバランスが微妙に悪いんで、やっぱり次回作に持ち越しかなと。
とにかく、イレースちゃんですね。
どうでした?皆さん。イレースちゃんの拷問の授業、受けたいですか?
私?私は受けたくないですね。
死を覚悟して受けなきゃならない授業だ。
小人も馬鹿だよ。よりにもよって、イレースちゃんに恐怖を教えてもらおうだなんて…。
それにしても第二部に出てきた、『白雪姫と七人の小人』。
面白い魔法道具ですよね。
いくらなんでもお遊びが過ぎるだろう。羽久も行ってましたが、イーニシュフェルトの里の賢者は、なんて玩具を作ってるんだ。
まぁこれ、失敗作なんで。
暴走したらえらい目に遭います。
ちなみに、全ての小人の要求にキチンと答えた場合、白雪姫は暴走しません。
暴走しなかったらどうなるんだろう…。普通に可愛い白雪姫が目覚めるんだろうか…。
考えたこともないですが、全ての失敗は、ナジュと契約してしまったというところだな。
しかしイレースちゃんですね…。ちょっと寂しいことになってますよね、この子。
ナジュ君と天音君が、謎の仲良しコンビを結成してしまったので。
イレースちゃんが紅一点、かつボッチ教師みたいになってしまった。
御本人は全く気にしてなさそうですが、何だか可哀想なので、次回作新キャラを補うことで彼女のボッチ教師を脱却したい…、
…人生だったなぁ。
こう言うと不遇なように聞こえますが、作者はイレースちゃん好きですよ。
可愛いしな。女の子好きだし私。
何だろう。イレースちゃんに…こう、冷徹な視線を向けられたい…。
桜崎ドM説浮上。
さて、知られざる作者の性癖がバレてしまう前に。
お次は、この度外伝をもらうに至ったナジュ君の解説をしましょう。
このあとがきの後50ページくらい余ってるのは、この人の外伝です。
ナジュ君の過去話を書いてます。
この子の過去については、前作で概要くらいは語ったんですが。
今作の外伝が、完全版です。
よって、前作までに語られていたナジュ君の過去とは、若干の相違があるところもあるんですが。
この外伝が完全版なので、「あれ?なんかおかしくね?」と思った箇所は、外伝の方が正しいと思ってください。
お前って奴は、ちゃんとプロットを練って書き始めないから、こういうところで齟齬が生まれるんだよ。
大体何でも見切り発車で書き始めるのは、桜崎の悪い癖です。
しかも、見切り発車で始めて、そのまま完走しやがるからタチが悪いよ。
外伝をもらっているところから分かるように、ナジュ君は作者のお気に入りキャラです。
言うまでもないですね。
こちらも言うまでもないですが、前世はエロマフィアのルーチェスです。
ナジュ君が、ルーチェス君じゃなくてナジュ君と呼ばれているのも、前世との区別の為です。
実はこいつ、名前ルーチェス君なんだぜ。ルーチェス・ナジュ・アンブローシア。誰一人呼んでないけど。
本人も、呼ばれてなさ過ぎて、「ルーチェス君」って呼ばれてもスルーしてそう。
そんなナジュ君は、先程も言ったように作者のお気に入りキャラなので。
異次元世界組でもあり、白雪姫契約組でもあります。
贅沢だなぁおい。
この人の異次元世界は、確か天音がいた平和な村を破壊する、みたいな内容でしたね。
自分が過去に犯した罪と、強制的に向き合わされるという。
「お前が過去にやったのはこういうことだぞ。分かってんのか?」と突きつけられた訳です。
これは辛い。
自業自得と言えばそれまでですが、でも辛いことに変わりはない。
珍しくナジュ君も、結構傷ついてましたしね。
外伝書いてるときも思いましたけど、この子って本当不幸だよなぁ。
多分前世が幸せ過ぎて、今世でそのツケを払わされているのかもしれない。
可哀想。
白雪姫編では、天音との絆が深まったりして良かったかなぁと。
しかし、契約の毒指輪で殺されても、不死身なのでノーダメージって。
自分で書いてて、なかなかのギャグ展開だなと思いました。
ナジュ君が、小人の我儘をちゃんと聞いてあげてたら、白雪姫は暴走しなかったのかもしれない。
が、あれだけ我儘三昧言われたら、一発ぶっ飛ばさざるを得ない。ので。
結局、白雪姫は暴走する運命なんですよねぇ。
彼は周囲から散々、「自分を盾にした戦い方はするな」と言われてはいますが。
作者としては、ナジュ君が「自分を肉の壁にする→捨て身特攻」みたいな戦い方をするのが、実に彼らしくて好きです。
作者ドM疑惑が一転、ドS疑惑に変貌。
スキル不死身に加えて、読心魔法まで使えるんだもんなぁ。
完全に扱いが準主役級ですよ。作者からの愛を感じる。
次は、そんなナジュ君のパートナーになりつつある天音君。
めちゃくちゃ良い子ですよね。
ナジュ君が悪い子であればあるほど、天音君の良い子っぷりが際立つ。
そういう意味で、凹凸コンビとしてこの二人は相性良いと思います。
しかし天音は本当、海のように広い心の持ち主ですよね。
ナジュ君との過去の因縁(最初殺し合ってますからね)を考えると、とてもじゃないけど、ギクシャクして仲良くするどころじゃないと思いますけど。
それが今や、お互い一番のお友達になってますから。
それもこれも、天音の懐の深さのお陰。
イーニシュフェルト組は、基本我の強いタイプが多いので、天音はその間に挟まれて、良い緩衝材になっています。
が、押し潰される天音本人は、ちょっと疲れてそう。
作者からの評価は、天音はそれほど高くありませんでした。
むしろイーニシュフェルト魔導学院に来てからは、扱いに困ることの方が多く。
学院にいるのに、天音だけ保健室で待機して他の面々だけで喋ってる…なんてこともあったんですが。
最近になって、天音の評価が急上昇。
何でだろう。天音のキャラを掴んだのかもしれない。
天音も天音で、トゥルーフォームで真価を発揮するという中二病設定持ちですからね。
そこが作者のお気に入りポイントなのかもしれない。
単に、ナジュ君との絡みが好きなだけなのかも。その可能性はある。
ともあれ、天音もイーニシュフェルト組として、ちょっとずつ貫禄が出てきてます。
しかし、最初はイーニシュフェルト魔導学院の教師って、シルナと羽久の二人(+大量のシルナ分身)しかいなかったんだよなぁ。
それが今や、五人ですよ。増えたなー。
しかも、次回作でもう一人増えたらなーとか、そんなことを考え(ry。
私が一度に扱えるキャラクターの人数に、そろそろ限界が来ている。
既に、令月とすぐりは、イーニシュフェルト組の中でも別の括りに入ってますので。
そう思うとあれだな。やっぱり最初に比べると、登場人物増えたなぁ。
そんな天音君、今作では白雪姫組としてナジュ君と共に頑張りました。
天音君こそ優しさの塊ですよ。
そしてお人好しである。
もうちょっと他人に厳しくなっても良いと思うよ、天音は。
今作の外伝では、ナジュ君について語ったので。
次は天音について語る機会があるかもしれない。そこまで作者からのキャラ愛が育つでしょうか。
そういう点では、まだまだ発展途上タイプの天音君。
これからも立派なイーニシュフェルト魔導学院の教師として、頑張ってください。
…あまりのお人好しっぷりに、生徒から玩具にされてる節がありますが。
次は準イーニシュフェルト組。ってか生徒。令月さん。
彼は本当にね…名前をもうちょっと、真面目に考えるべきだったと、今でも後悔しています。
令月って二月って意味なんですよ。
二月にこの子を思いついたから、安易に令月って名付けたんですが。
浅はか過ぎたなぁと。
ちなみに、今このあとがきを書いているのは二月の中旬です。
つまり、令月君一周年。おめでとー。
初登場時のことを思うと…本当に立派になったよなぁ。
去年の令月君に、「君、来年の今頃、ベストパートナーと一緒に学院に溶け込んでるよ」って教えてあげても、絶対信じないでしょうね。
でも、実際そうなったんですよ。凄い。
令月君の作者評価は、去年から変わらず高いままです。
すぐり君より令月君の方が好きです。何でかな。この子はちょっと天然っぽいところがあるから、そこが好き。
おまけに近接戦闘で二刀流の太刀って、格好良くないですか?
中二病心をくすぐるなー。
令月君とすぐり君もまた、異次元世界組でもあり、白雪姫組でもあります。
令月の異次元世界は…羽久にちょっと似てるかな。
ナジュ君とも似てる。
自分がこれまで、暗殺者時代に殺してきたであろう、幸せな家庭の追体験です。
この追体験を通して、自分の罪を自覚させ、再起不能に陥らせてやろうという魂胆。
なんて卑劣な。
しかし元々令月君は、暗殺を強制されていただけで、自分の意志で暗殺を行っていた訳ではありません。
そうしなきゃ自分が殺されてたんだから、これはある種の正当防衛。
生き残る為には、罪の意識なんか感じている余裕はなかった。
一人殺す度に罪悪感に駆られてたんじゃ、暗殺者なんて出来ませんよね。
その点令月君は、暗殺者としては非常に…高いプロ意識があるので。
今更己の罪を自覚させられても、その罪に押し潰されることはありませんでした。
本当立派になったなぁ、お前。
すぐり君とペアを組むようになってから、ますます立派になったような気がする。
まぁ、夜間外出が常態化しているので、そこはどうかと思うけれども。
これからも、すぐり君と仲良くな。
余談ですが、令月君を園芸部の部員として入れてあげたい気持ちが、作者にはあるんですが。
ツキナちゃんと二人きりでいたいすぐり君に、猛反発を受けて、なかなか令月君を入れてあげられません。
で、次にそんなすぐり君ですが。
君は、令月君以上に成長したキャラだと思う。
初登場時は、完全に絶対令月許さないマンでしたもんね。
それが今や、そんな令月君とペアを組み、打倒シルナを掲げる仲間となりました。
いやぁ本当に成長したなぁ。
すぐりの異次元世界も、ネタには困りませんでした。
すぐりには、因縁の…『玉響』君との件がありますからね。
前作で言ったと思いますけど、『玉響』君は、生き残るか死ぬか、かなり悩んだキャラだったので。
『玉響』がもし生きていたら、のifの世界が書けて、楽しかったです。
いや楽しむなよ。すぐりにはトラウマ世界だぞ。
友達になってくれたら、すぐりは楽しいと思います。強いしな。令月君より話通じるし。
しかし今の彼は、ツキナちゃんに夢中かので。
是非ともツキナちゃんと共に夢を叶えて、いちご畑でいちご狩りを楽しんでくれ。
…良いなーいちご狩り…私も混ざりたい…。