浅葱の姫。
すると現場にいた永倉様が

説明をされた。

「そうですか·····。」

かなりショックを受けている。

私はかける言葉がなかった。

剣にかなり自信を持っていて

あの場で力になれなかったのは

やはり悔しいだろう。

「暑さにやられただけですね。」

さらっと沖田様は仰った。

「この匂いはお饅頭·····!」

「鼻良すぎねーか?」

そう言ってお饅頭を差し出した。
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