浅葱の姫。
「あんなの嘘に決まっています。

いざとなれば振り返り、

斬ってやるところです。」

沖田様は私を友人として

とても大切にしてくださっている。

「「おっかね〜」」

永倉様と原田様がいらした。

「本当ですよ。

全く伊東さんときたら·····。」

「違う違うお前の事だよ。」

「新撰組全員を敵に回す気か?」

そう言って笑っている。

全員を敵にすれば

沖田様でも助からないだろう。
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