浅葱の姫。
(·····言いたくないことは

言わなくて結構です。

ですが困った時、

助けを求めてもいいんですよ。)

泣いてもいいのだろうか。

あの日は我慢できた涙が

今日は我慢できなかった。

「っ怖かった·····!」

「お守りすると言ったのに

申し訳ありません。」

沖田様が悪いんじゃない。

不注意な私のせいだ。

だけど沖田様は

助けに来てくださった。
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