浅葱の姫。
「見ず知らずの私を

助けていただいて

本当に感謝しています。

これから何が起きようとも

この気持ちは変わりません。」

沖田様は

不思議なお顔をされている。

「ずっとお慕い
申しております。」

「突然どうして?」

沖田様に質問された。

「お伝えしたかっただけです。」

沖田様のお気持ちを聞く気などない。

「私も…
貴方のことが━━·····」
< 150 / 310 >

この作品をシェア

pagetop