浅葱の姫。
長い沈黙の後、

爺が口を開いた。

「新撰組副長土方歳三だな。

いいだろう。」

「お待ちください!」

沖田様が止めに入った。

「あささんをお連れしたのは

紛れもなく私でございます。

腹を斬るのなら

私が斬るべきです。」

私は新撰組の皆様が好きだ。

だから離れなきゃ。

< 154 / 310 >

この作品をシェア

pagetop