浅葱の姫。
確かにそうだ。

永倉様の言っていることは

正しい。

「きっと一のやつは

心配してるだけなんだ。

総司の奴が1人にならないように。

ひとりぼっちで寂しくならないように。」

確かに沖田様は

寂しがり屋だ。

彼の過去に関係しているのだろうか。

「まぁいつか受け入れてくれるさ。」

永倉様は頭を撫でて

立ち去って行った。
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