浅葱の姫。
「お話をしてもよろしいでしょうか。」

「貴方と話すことは何もありません。」

このままじゃ

解決なんてしない。

「ならば勝手にお話しますので

聞いてください。」

私はそう言って

お話を始めた。

「私は沖田様の邪魔を

しているとは思っていません。」

まずはそれを伝えたかった。

沖田様の力になりたい。

私はそう思ってるんだ。
< 216 / 310 >

この作品をシェア

pagetop