浅葱の姫。
そして秋になった頃、

大変なことが起こった。

「御陵衛士·····」

それは藤堂様が

行った伊東様の派閥。

御陵衛士。

その伊東様を暗殺するとのこと。

誰かが亡くなるというのは

嫌いな人でも気分が悪い。

「藤堂様も斬るのですか·····?」

不安で私は沖田様に聞いた。

「いいえ、

その日は私も共に

その場に行くので大丈夫でしょう。
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