浅葱の姫。
赤黒い血の色だった。

「突き飛ばしてしまい

申し訳ありません。」

謝られたけど

そんなことより心配だった。

「沖田様は大丈夫でございますか!?」

そう聞くと沖田様はにっこりと笑った。

「大丈夫です。

今日は平助を助ける為、

行ってまいります。」

嘘をつかれているとわかった。

すると永倉様がやって来た。

「総司?準備できたか?」
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