浅葱の姫。
「もちろんです。」

そしてお昼をすぎた頃。

私は植木屋の方達に

お呼ばれした。

たまにこうやって

お茶会を開いては

私を励ましてくれるんだ。

だけど今日は

沖田様から離れたくない。

直感でそう思った。

「行ってきてください。」

沖田様はそう言って微笑んだ。

「嫌です。」
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