浅葱の姫。
永倉様に聞かれた。

どうしたい?

それは私が

自分で決めるってこと?

そうか、私は自由なんだ。

お城を出たあの日から

私は自分で選択をして

生きてきた。

「私·····やりたいことがあるんです。」

勇気をだして言葉にした。

≈三年後≈

「あさ、団子ふたつ頼む。」

あれから私は甘味屋さんになった。
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