浅葱の姫。
「そうだなぁ。

あれは15年くらい前だっけか。」

新八さんが

お話を始めた。

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あいつは9歳の頃やってきた。

生意気な口のやつだった。

「殺してやる。」

最初はそんな言葉しか

話さなかった。

唯一懐いていたのは

近藤さんだけだった。

「師匠!一戦しましょう!」
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