浅葱の姫。
私はひとつ嘘をついた。

本当は沖田様と恋仲になれたら

どんなにいいだろう。

だけれどそれは叶わない。

叶えてはいけない。

·····彼を私の運命に

巻き込んではいけない。

固い決意をして私は眠りについた。










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