黒曜の戦場


「あの咲さんがいて、いおもいるなら……まぁ、仕事するだけなら大丈夫かしら……」

「ここ三日のアシスタントでは何にも危ないことはありませんでしたよっ!!」



そんなにみっちょんといおりさんが仲良しだとは思っていなかったから、琥珀はるんるんと嬉しい気持ちになってしまっています!!

知り合い同士がお友達(?)だったってわかると、なんだかるんるんしちゃうね!!



「琥珀アンタ、今日は私が一緒に帰ってるからいいけど、私が部活の時どうすんの?しばらく周りがウザそうだけど。ウチの部活来て一緒に帰る?」

「いかないよー。咲くんがたぶん、迎えに来てくれる、かなぁ?送り迎え付きなの」

「あぁ、アンタあくまでアシだからね……ってまさか金貰ってんの?」

「バイトのようなもんなのかなぁ?ちゃんと三日分くれたよっ¥¥¥」



お金のジェスチャーをすると手をペシッとはたかれてしまった。ちぇっ。

それにこれからビシビシと道具の指導もしてもらうし、黒曜での画材は使い放題試し放題だし……むふふ。

入り浸っちゃいそうな予感がするのだ。

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