黒曜の戦場


なんてかっこいい響きだろうか!!

みっちょんナイトさん!!!



「アンタたち、琥珀の怖がるようなことしたら絞めるから」

「マジでコイツ絞めるっつったら絞めるし、潰すっつったら潰すし。幼なじみのヨシミで俺もコイツ敵に回すようなことしねぇから。覚えとけ?」



みっちょんを指しながら、いおりさんまでがそう彼らに釘を打ってくれていた。

この二人が味方になってくれるなんて……なんて心強いことなんだろうか!!(物理的に)



震え上がる下々ーズとは対照的に、琥珀ちゃんの目は煌めきに満ち満ちていた。












「こ、これからお世話になりますっ!!お話することがあるかわからないですがっ、お、お手柔らかにっ!!!」

「琥珀、緊張しすぎだよ。落ち着いて」



未夜くんに宥められるも、緊張が最高潮に達している琥珀ちゃんは、今にも湯気になって飛んで行っちゃいそうだ!!!

一階に降りると強面さんたちのお顔が近くに見えるから、余計に緊張する。

< 204 / 505 >

この作品をシェア

pagetop