黒曜の戦場

ミツハ(番外編)



それは、琥珀が体育倉庫で女たちに囲まれた、その放課後こと。

咲さんたちが現れ、琥珀が抱きしめられてぎゅっとされていた一方で。



「ちょっと黙ってろ」



そいつは突然教室へ乗り込んできて、クラスメイトに見せつけるかのように、私の前へと現れると

周りに見せつけるように、私の首を唇で撫でた。




この、クソヤンキーが。










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