黒曜の戦場


「うぅん、みっちょんツンデレさんだから難しいなぁ」

「お前ツンデレはわかんのかよ」



いおくんにみっちょんがねぇ……どうだろう?

二人が言い合ってる時はすごく、琥珀的には好きな雰囲気なんだけど、琥珀が好きかどうかじゃないもんねぇ。



「あ!好きな人聞いてみようか!」

「ぶっ!!!」



けほけほ、空咳をしてから飲み物を口へと運ぶいおくん。

噎せちゃった?なんで?



「おま、それは直接的過ぎて俺にダメージが 」

「……告んないの?」

「もっと時間が必要なんだよ!アイツはジワジワ落としとかねぇと逃げる……絶対また逃げられる……」

「ふむ」



ちなみに琥珀はそろそろこのポーズをやめたいんだけれど、いおくんは描けたんだろうか?



「ジワジワっていうなら、やっぱりみっちょんにポーズ頼んでみては?」



あれ、でもほんとは黒曜に来ちゃダメなんだっけ?

ん?それは咲くんの部屋だけか?

一応みっちょんも黒曜に来たことあるからダメではないとは思うんだけど……。



「あー……よく考えりゃそれも……いや待て、喰いたくなる」

「喰っっっ!!!!ダメだよ!!!ダメだよみっちょんたべちゃ!!!!」

「……その反応、お前ようやく意味理解したな?」

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