見合いで契約婚した幼馴染が、何故か激しい執着愛を向けてくるのですが!
「ああっ!」
私の反応に、気を良くしたように稔くんは吐息だけで笑った。
間髪入れず、彼の指によって肉芽は捏ねられ、どんどん敏感に立ち上がらされていく。
「あぁっ……あ、やぁ……はぁっ」
もたらされる強い快感に身をよじった。
私はこんなに、感じるタイプだったろうか……? 頭の中の冷静な部分でそんなことを考えた。昔の彼氏に抱かれた時、そこを弄られても、こんなに気持ちよくはなかった気がする。
稔くんの指が、蜜で潤った入口に入り込んでくる。
同時に唇が重ねられ、また彼の舌が私の口内を翻弄し始めた。
「ん、ん……っ、んぅ」
長い指が、久しく何の侵入も許していない道を往復する。
そのたびに膣壁を擦られて、少しの違和感と、徐々に強まってくる気持ち良さが、波のように私に襲いかかってくる。
「あ、そこっ、……だめ……」
「ここ? ここが気持ちいい?」
道の奥、壁の一点を刺激されて、背中が浮き上がった。
私の感じる部分を探し当てた稔くんは、嬉しそうに口の端を上げて、指の動きをさらに強める。
「あっ、あ……だめだって、……あぁっ」
「なんで? そのまま気持ちよくなってよ」
強すぎる快感に、だんだん追いつめられていく感覚が、怖い。
逃げたくて体をよじっても、彼の体と手に押さえ込まれて叶わない。