見合いで契約婚した幼馴染が、何故か激しい執着愛を向けてくるのですが!
縋りつくように伸ばした手を掴まれ、ベッドに縫い止められる。
絡めた指の力強さに心地良さを覚えた。
「はぁ、っ……としく……ん」
「もっと呼んで」
囁いた稔くんの舌が、私の耳を、首筋を舐める。
ぞくっとする感覚がさらに私を敏感にさせて、彼のものが膣内でさらに大きくなった事実を伝えてきた。
私の中で興奮してくれていることが嬉しい。
喜びと快楽の中で、私はうわごとのように繰り返し、彼を呼ぶ。
「稔くん……っあ、稔くん……」
「明花、あんまり締めないで……」
少し苦しげに彼が言うけど、コントロールできなかった。
与えられる刺激と熱さが心地良すぎて、内側がうねって締めつけてしまう。
きゅうきゅうと反応する膣壁を、屹立がさらに強く擦り上げてきた。
切っ先が最奥に当たる。
「はっ、あぁっ、あぁっ……」
何度もぶつけられて、頭がくらくらする。視界が白く、膜がかかったようになってきた。
「あ、やぁっ、ああ……稔く、んっ……」
「イキそう?」
「ん、っ、あぁっ……だめぇ……」
「俺もそろそろだから……イこう、一緒に」
熱い囁きに、もはやうなずくこともできない。
体中を支配する快楽が命じるままに、感覚の全てを一点に向けて押し上げていく。