見合いで契約婚した幼馴染が、何故か激しい執着愛を向けてくるのですが！

　けれどそんな羞恥心も、彼の指に膣壁を擦り上げられて霧散した。

「あ、あぁっ、や、あ、そこっ……」
「明花はここがいいんだろ。知ってる」

　善く(よく)なれよ、と熱い息とともに囁かれて、体の芯が勝手に熱くなる。
　長く太い指先に、執拗に善い場所を突かれ、激しく襲う性感に神経が追いつめられていった。

「あ、はぁっ、あん、っ、だ、めぇっ」
「ダメなら、イケよ。ほら」

　ぐりっと中で指が捻られ、限界まで膨れ上がった感覚が爆発した。
　声にならない声を上げ、絶頂を迎える。

　強烈に達した余韻が治まらないうちに、両足を抱え上げられた。

「え、ちょ、待っ」
「待たない」

　宣言とともに、ひと息に、熱い怒張が突き入れられた。

「あぁぁっ！」

　与えられた熱と質量の衝撃に、私はあられもなく叫んだ。
　間髪入れず、どくどくと脈打つ彼の欲望が、私の深い所を穿ち始める。
　奥を削り取られるような激しい動きに、たまらず身をよじった。

「やぁ、あぁっ──あぅっ、だめ、そん、なにっ……あぁっ！！」

　私の訴えを無視して、彼はますます激しく突いてきた。
　突かれるたびに溢れる蜜が、お尻にまでつたっているのが感じられる。ドレスはもう、大変な状態になっているだろう。