見合いで契約婚した幼馴染が、何故か激しい執着愛を向けてくるのですが!
物騒な言葉にすら、突かれる刺激と相まって、身体がゾクゾクしてくる。
とっくに限界は迎えているのに、私の感覚は貪欲に快感を拾い上げ、増幅させる。
執拗に腰を打ち付けられる秘所も、彼の欲望をそのたびに飲み込んではきゅうきゅうと締め付けて離さない。硬く熱い亀頭が、ごりごりと私の膣壁を抉っては擦り、また強く抉る。
あまりの気持ち良さに、大粒の涙が浮かんでは流れ、額からは汗がつたっていった。彼が予告した通り、気が狂いそうなぐらいの激しい快感を呼び覚まされて、全身がガクガクと震える。
こんな感覚は知らない。自分が自分でなくなっていくような怖ささえ感じて、私は喘ぎながら懇願した。
「は、あぁ、あぅっ……も、だめぇ……あぁ……ゆるし、」
「許さない、まだ。俺なしでいられなくなるぐらい、いっぱいにしてから」
「だめ、なのっ……も、う、からだ、が」
「ダメ? こんなに気持ちいいって反応してるのに?」
「や、ぁ──あぁぁっ──ほん、とにっ、も──いっちゃ、あ、ぁぁぁっ!!!」
叫ぶと同時に、膨張しきった彼が私の中で激しく震えた。
音が聞こえそうなぐらいに勢いよく、奥を目がけて放たれる。
受け止めきれなかった分が、まだ繋がっている部分からぽたぽたと、シーツの上に落ちていく。
涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔と、限界を超えた身体を、ベッドに投げ出した。
私の中から出ていった彼が、身体を背後から抱き寄せる。
少し眠った後、彼はまた、私が限界を迎えても繰り返し抱き、貪り尽くした。
宣言通り、彼で私がいっぱいになってしまうまで。