クール天狗の溺愛♡事情
確かに、これは見間違えようがない。
球が放っている光は、混じりけのない優しいピンク色。
ハッキリとしたその色に、風雅先輩がそれだけわたしを好きだと……愛しいと思ってくれているのが分かって……。
「っあ……風雅、先輩……えっと、その……」
嬉しいけど、それ以上に恥ずかしくなって言葉が出てこない。
そんなわたしに、風雅先輩は言葉でも気持ちを伝えてくる。
「俺はさ、もっと美沙都のそばにいたいって思ってる。もっと触れていたいし……あと、キスしたい。……こんな気持ちは迷惑か?」
「い、いいえ……!」
キスというところにビックリしつつも、迷惑なわけないから否定の声を上げた。
「そうか……じゃあ、美沙都は俺の彼女ってことで良いんだよな?」
「ふぇ!?」
風雅先輩の彼女。
風雅先輩の特別な女の子。
わたしが、その女の子になれる?
「い、良いんですか?」
「いいに決まってるだろ?……俺も、美沙都の彼氏ってことで、良いんだよな?」
「かっかれ、し!?」
「ダメか?」
少し不安そうに顔を覗き込まれ、頭を横にブンブン振る。
「ダメじゃ、ないです……」
恥ずかしすぎて小さな声になりそうだったけれど、でも強い風に負けないようちゃんと聞こえるように伝えた。
すると風雅先輩はふわっと幸せそうな笑顔になる。
球が放っている光は、混じりけのない優しいピンク色。
ハッキリとしたその色に、風雅先輩がそれだけわたしを好きだと……愛しいと思ってくれているのが分かって……。
「っあ……風雅、先輩……えっと、その……」
嬉しいけど、それ以上に恥ずかしくなって言葉が出てこない。
そんなわたしに、風雅先輩は言葉でも気持ちを伝えてくる。
「俺はさ、もっと美沙都のそばにいたいって思ってる。もっと触れていたいし……あと、キスしたい。……こんな気持ちは迷惑か?」
「い、いいえ……!」
キスというところにビックリしつつも、迷惑なわけないから否定の声を上げた。
「そうか……じゃあ、美沙都は俺の彼女ってことで良いんだよな?」
「ふぇ!?」
風雅先輩の彼女。
風雅先輩の特別な女の子。
わたしが、その女の子になれる?
「い、良いんですか?」
「いいに決まってるだろ?……俺も、美沙都の彼氏ってことで、良いんだよな?」
「かっかれ、し!?」
「ダメか?」
少し不安そうに顔を覗き込まれ、頭を横にブンブン振る。
「ダメじゃ、ないです……」
恥ずかしすぎて小さな声になりそうだったけれど、でも強い風に負けないようちゃんと聞こえるように伝えた。
すると風雅先輩はふわっと幸せそうな笑顔になる。