落花流水ノ情


「しぇんしぇ、しゃようなら」

「はーい、せあちゃん、さようなら」

「ありがとうございましたー」

あたしはせあを抱えて悠生くんの車に向かう。

「ゆしぇーっ」

せあは手を振る。

「おお、おかえり」

あたし達は家へ向かった。

「悠生くん、ありがとう」

「ん?あぁ」

家に帰るともうパーティの準備は出来ていた。

「少し早いけど始めちゃおっか」

ママの一言でパーティが始まった。

「「かんぱーいっ」」

カランカランとグラスと氷がぶつかる音がする。
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