幼なじみはエリート潜水士
4.トラウマ


 自宅に戻った私は、ノートパソコンを開く。


「やっぱり……」


 課長から、書類の修正メールが届いてた。


「分かってるんだったら、自分でやりなさいよっ!」


 部屋の照明を見ただけで、課長を思い出しイライラしてきた。

 しかたない、ソファーに座って膝にブランケットをかけノートパソコンで仕事をする。


 膝の上に乗せてるノートパソコンンが暖かくて、眠たくなってきた。

 少しお酒も入ってるので、睡魔は容赦なく私を眠りに誘ってくる。


 もうそろそろ書類修正も終わろうとしていたとき、私はウトウト。

 だんだん、意識を失っていく。


「ハルくん……」


 ひさしぶりに再開した幼なじみを思いながら、私は長椅子のソファーで横になる。



 我慢はしたけど、幼少の楽しかった思い出を胸に、私は寝てしまった……



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