幼なじみはエリート潜水士

「つけ麺より、イケメンのほうが大好物だよ~っ!」


 私とスーさんは、眉を顰めながら声をそろえて言う。


「「天然女子の、オヤジギャグ……」」


 渋い表情のスーさんが、私たちに向けて口を開く。


「そのSEさんからね、合コンしないかって誘われたんだ」


 サトちゃんと私は体の動きを止め、声を揃えて話す。


「「SEさんが連れてくる、お相手は……」」


 スーさんが、ニヤリと妖艶な微笑みを見せながら言う。


「お相手は、若手IT社長さんらしいです」


「「若手IT社長? それほんとうなの!!」」


 声をそろえる私たちに、スーさんが話した。


「二人とも、うたがってるの?」



 急展開にドキドキ、モテ期のスーさん凄い……



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