極上男子短編集
そこにはメガネを外してニヤリと笑を浮かべる清水くんの顔。


「手取り足取り教えてやるよ。勉強以外のこともな」


顔を近づけて囁かれる。


それは普段の彼とは違うキャラで、体がカッと熱くなった。


も、もしかして私、とんでもない二重人格男子のことを好きになっちゃったんじゃ!?


そう思っても、もう遅い。


私の唇は彼に奪われ、ついでに心まで完全に持っていかれてしまったのだった。



END
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