恋に落ちたら
頭の上からキスが落とされ、悟くんの手は私の背中に回った。
彼に借りたTシャツの裾から手が入り込むとビクンとしてしまうが温かい彼の手は優しく私の身体をなぞり始める。
思わず顔を上げると悟くんと目が合い、惹かれるように唇を寄せ合った。私は仰向けにされ、悟くんからのキスはだんだんと深くなってくる。息が苦しくて少し空いた隙間から舌が入り込み経験したことのないキスに戸惑った。
キスをしながら悟くんは小さな声で「大丈夫だよ」って囁いてくれる。
頷くと私も彼のシャツの中に手を入れ、彼の素肌を感じた。彼の肌は引き締まっていて私とは全然違かった。
彼の手は前に回り、私の胸元へと進んでくる。薄暗い中、目が慣れてくると彼の視線も感じるようになった。
彼は私のTシャツを捲り上げるとあっという間に脱がされた。そして絶え間なく私の胸を蹂躙する。ふと唇が離れたことを寂しく思ってら彼も勢いよくTシャツを脱ぎ捨てていた。素肌が触れ合うと今まで感じたことのないゾクゾクとした感じが襲ってきた。
急に怖くなり、悟くんにしがみつくとまた耳元で「大丈夫。みのりのことを大切にするよ」と囁いてくれる。
悟くんはそのまま耳元を舐め始めると水音がし始めた。耳の後ろや中を舌で攻め立てられ、胸は絶えず悟くんに刺激される。いつのまにか彼は股の間に座り込み私の上に重なるようになっていた。
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