恋に落ちたら
ふと気がつくと耳を攻めていたはずが胸を攻め始めていた。頂を口の中で転がされ、思わず腰を浮かしてしまうと胸にあったはずの手がハーフパンツを下ろしていた。
誰にも触られたことのない秘部に触れられ、私は身体を捩ってしまう。
悟くんの手は休むことなく私の身体を確認するように撫で回す。

「みのりが俺の腕にいるなんて夢みたいだよ」

そんな声に私のお腹の奥が疼いた。

「みのり、愛してる」

あ、また……お腹の奥が疼く。

彼は私の中を指で確認する。
初めての経験でカチカチの身体を優しく導くように愛撫を繰り返す。
足の間に潜り込み秘部に口を寄せる。

「え、そんな。ダメ、ダメ……悟くん!」

「大丈夫だよ。みのりを傷つけたくないんだ。痛かったら言って欲しい」

痛いんじゃない。
恥ずかしいの。
そんなところを人に見られるなんて、それにそんなことされるなんて思っても見なかった。
私が恥ずかしさに悶えていると、彼は私の腰を支え、ますます中を執拗に舌で攻めてきた。

「あぁ……ん」

私は与えられる快感に耐えられなくなりくぐもった声が出てしまう。

「みのり、かわいいよ。もっと聞かせて」

足の間から聞こえる声に私は恥ずかしくて思わず足を閉じて彼を挟んでしまうが、足を押さえられますます恥ずかしい格好になってしまう。

「悟くん、怖いの。抱きしめて欲しいの!」

私の声を聞き、悟くんは私の胸元まで戻ってきた。

「みのり、大丈夫? やめてもいいんだ。無理して欲しくない。怖いか?」

「悟くんが見えないと怖い。そばにいて」

私がしがみつくと彼も私をきつく抱きしめてくれる。

「このまま入っていいか?」

「うん」

その声を聞き、彼は下着を脱ぎ捨て私の中にそっと入ってきた。
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