相思相愛・夫婦の日常~はる♡もも編~
一方の、永遠と幻夜━━━━━━
喫煙所で、煙草を吸っていた。
「ねぇ」
「んー?」
「もう二度と余計なこと、ももちゃんに言わないで」
「は?」
「三頭軍の時こと!!ももちゃんには聞かせたことないんだ。言わないで!」
「そんな惚れてんだ?」
「惚れてる?」
「うん」
「そんなレベルじゃねぇよ……」
「え?永遠?」
「好きすぎて……愛しすぎておかしくなってる」
「お前、ほんとに“あの”結城 永遠かよ……!?」
「“あの”結城 永遠だよ。でも、ももちゃんにたいしてだけは違うよ。
正直、ももちゃん以外は興味ないし、どうでもいいし、関わりたくない。
本気でももちゃん以外の奴、消えないかなって思う。
ももちゃんに嫌われたら、生きていけない。
だから、余計なこと言わないで!」
「わかってるよ。お前だけは、敵に回したくないしな!
それに、市子の親友を傷つけたくねぇし」
そう言って幻夜は、煙草を灰皿に潰した。
「あの…」
知らない女性に声をかけられた、永遠。
「………」
無言で女性を見下ろす、永遠。
「これ…落としてますよ」
ライターを落としていたようで、声をかけてきたようだ。
今度は、ライターに視線を移した。
「このライター、違いましたか?」
「うん」
「あ、そうですか!すみません!」
「は?それ、永遠のだろ?」
「は?」
幻夜を睨む。
永遠の雰囲気に、女性は逃げるように後にした。
「たった今、余計なこと言うなっつったよな!?」
「でも、あのライターお前のだろ?」
「他人が触った時点で、もう不要だし」
「あぁ…やっぱお前“あの”結城 永遠だ……!」
「はるくん!」
「あ!ももちゃん!!」
「ごめんね、待たせて。幻夜さんも、ごめんなさい。お待たせして…」
バッと表情が華やかになり、ふわっと微笑む永遠。
その瞬間的な変わりように、幻夜はただフリーズする。
「幻夜?どうしたの?」
「あ…いや……じゃあ、僕達は行こうか」
「うん。そうね!
じゃあね、百枝、永遠くんも!」
「またね!幻夜さんも、市子ちゃんのこと、よろしくお願いします!」
百枝は市子に手を振り、幻夜に頭を下げた。
「………ももちゃん、ピアス取りに行こ?」
永遠は、百枝の手を握りしめ微笑んだ。
喫煙所で、煙草を吸っていた。
「ねぇ」
「んー?」
「もう二度と余計なこと、ももちゃんに言わないで」
「は?」
「三頭軍の時こと!!ももちゃんには聞かせたことないんだ。言わないで!」
「そんな惚れてんだ?」
「惚れてる?」
「うん」
「そんなレベルじゃねぇよ……」
「え?永遠?」
「好きすぎて……愛しすぎておかしくなってる」
「お前、ほんとに“あの”結城 永遠かよ……!?」
「“あの”結城 永遠だよ。でも、ももちゃんにたいしてだけは違うよ。
正直、ももちゃん以外は興味ないし、どうでもいいし、関わりたくない。
本気でももちゃん以外の奴、消えないかなって思う。
ももちゃんに嫌われたら、生きていけない。
だから、余計なこと言わないで!」
「わかってるよ。お前だけは、敵に回したくないしな!
それに、市子の親友を傷つけたくねぇし」
そう言って幻夜は、煙草を灰皿に潰した。
「あの…」
知らない女性に声をかけられた、永遠。
「………」
無言で女性を見下ろす、永遠。
「これ…落としてますよ」
ライターを落としていたようで、声をかけてきたようだ。
今度は、ライターに視線を移した。
「このライター、違いましたか?」
「うん」
「あ、そうですか!すみません!」
「は?それ、永遠のだろ?」
「は?」
幻夜を睨む。
永遠の雰囲気に、女性は逃げるように後にした。
「たった今、余計なこと言うなっつったよな!?」
「でも、あのライターお前のだろ?」
「他人が触った時点で、もう不要だし」
「あぁ…やっぱお前“あの”結城 永遠だ……!」
「はるくん!」
「あ!ももちゃん!!」
「ごめんね、待たせて。幻夜さんも、ごめんなさい。お待たせして…」
バッと表情が華やかになり、ふわっと微笑む永遠。
その瞬間的な変わりように、幻夜はただフリーズする。
「幻夜?どうしたの?」
「あ…いや……じゃあ、僕達は行こうか」
「うん。そうね!
じゃあね、百枝、永遠くんも!」
「またね!幻夜さんも、市子ちゃんのこと、よろしくお願いします!」
百枝は市子に手を振り、幻夜に頭を下げた。
「………ももちゃん、ピアス取りに行こ?」
永遠は、百枝の手を握りしめ微笑んだ。