相思相愛・夫婦の日常~はる♡もも編~
それを皮切りに、他の仲間も殴りかかっていく。
しかし、その男は一人で全員を相手に無傷で蹴散らしたのだった。
百枝はただ怖くて動くこともできず、固まり震えていた。
「━━━━もう、終わったよ!」
男が震えてる百枝の顔を覗き込んで微笑んだ。
「あ…あの、怪我は!?」
「ないよ」
「あ、良かっ…た…
あの、ありがとうございました!助かりました!」
百枝はホッと肩を撫で下ろし、ペコッと頭を下げた。
「ううん。大丈夫?
家まで送ろうか?
君可愛いから、またナンパされるんじゃないかな?」
「え?あ、大丈夫です!そこのマンションなんで!」
「そっか!
ちょっと、残念だな!」
「え?」
「いや、もう少し話がしたいなって思って……
……って、ごめんね。嫌だよね?さっきもかなり嫌がってたし」
「あ、あの…ごめんなさい……もうすぐ、旦那さんが帰ってくるので家にいないと……」
「え?君、未成年じゃないの?」
「え!?ま、まさか!?
これでも、社会人です!三十路ですよ(笑)」
「そうなんだ……!俺より10歳も年上だ!」
「え?じゃあ、二十歳ですか?」
「うん。今年成人したばっかだよ!」
(じゃあ、はるくんと同い年か!
フフ…親近感湧くなぁー)
「ん?何?」
「あ、いえ!じゃあ、私は……」
「うん。じゃあ、気をつけて!」
「はい、本当にありがとうございました!」
もう一度ペコッと頭を下げ、百枝はマンションに駆けていった。
「可愛い人…////」
男は、しばらくマンションを見上げていた。
マンションに帰りつき、クッションとタオルをテーブルに置いた。
「フフ…はるくん、喜ぶかなー?」
それから、数十分後━━━━━━
ガチャガチャと鍵が開く音がして、永遠が帰ってきた。
「あ!帰ってきた!」
パタパタとスリッパの音をさせ、玄関に駆けていく百枝。
「はるくん、お帰りなさい!」
「ただいま!ごめんね、遅くなっちゃった!」
「ううん!」
抱きつく百枝を、包み込むように抱き締めた永遠。
「あ、ご飯作ってくれたの?」
「うん!」
「美味しそう!早く食べたいな!お腹すいちゃった!」
「じゃあ、すぐ温めるね!
でも、その前にはるくんにプレゼントがあるんだよ!」
「え?何?」
永遠の手を引いて、ソファのあるテーブルまで誘導する。
「じゃーーーん!!見てーーー!!」
テーブルを指さす。
「これ……青神の?」
「うん!」
「凄い!!ありがとう、ももちゃん!!」
永遠は、嬉しそうに百枝を抱き締めた。
しかし、その男は一人で全員を相手に無傷で蹴散らしたのだった。
百枝はただ怖くて動くこともできず、固まり震えていた。
「━━━━もう、終わったよ!」
男が震えてる百枝の顔を覗き込んで微笑んだ。
「あ…あの、怪我は!?」
「ないよ」
「あ、良かっ…た…
あの、ありがとうございました!助かりました!」
百枝はホッと肩を撫で下ろし、ペコッと頭を下げた。
「ううん。大丈夫?
家まで送ろうか?
君可愛いから、またナンパされるんじゃないかな?」
「え?あ、大丈夫です!そこのマンションなんで!」
「そっか!
ちょっと、残念だな!」
「え?」
「いや、もう少し話がしたいなって思って……
……って、ごめんね。嫌だよね?さっきもかなり嫌がってたし」
「あ、あの…ごめんなさい……もうすぐ、旦那さんが帰ってくるので家にいないと……」
「え?君、未成年じゃないの?」
「え!?ま、まさか!?
これでも、社会人です!三十路ですよ(笑)」
「そうなんだ……!俺より10歳も年上だ!」
「え?じゃあ、二十歳ですか?」
「うん。今年成人したばっかだよ!」
(じゃあ、はるくんと同い年か!
フフ…親近感湧くなぁー)
「ん?何?」
「あ、いえ!じゃあ、私は……」
「うん。じゃあ、気をつけて!」
「はい、本当にありがとうございました!」
もう一度ペコッと頭を下げ、百枝はマンションに駆けていった。
「可愛い人…////」
男は、しばらくマンションを見上げていた。
マンションに帰りつき、クッションとタオルをテーブルに置いた。
「フフ…はるくん、喜ぶかなー?」
それから、数十分後━━━━━━
ガチャガチャと鍵が開く音がして、永遠が帰ってきた。
「あ!帰ってきた!」
パタパタとスリッパの音をさせ、玄関に駆けていく百枝。
「はるくん、お帰りなさい!」
「ただいま!ごめんね、遅くなっちゃった!」
「ううん!」
抱きつく百枝を、包み込むように抱き締めた永遠。
「あ、ご飯作ってくれたの?」
「うん!」
「美味しそう!早く食べたいな!お腹すいちゃった!」
「じゃあ、すぐ温めるね!
でも、その前にはるくんにプレゼントがあるんだよ!」
「え?何?」
永遠の手を引いて、ソファのあるテーブルまで誘導する。
「じゃーーーん!!見てーーー!!」
テーブルを指さす。
「これ……青神の?」
「うん!」
「凄い!!ありがとう、ももちゃん!!」
永遠は、嬉しそうに百枝を抱き締めた。