相思相愛・夫婦の日常~はる♡もも編~
「くそっ!!この女……」
今度は彩也が押し倒された。
すると入口のドアが、ガンガンガンと音をさせ壊れた。
「ももちゃん!!!?」
「「百枝ちゃん!!?」」
永遠、晋作、冬樹が息を切らして立っていた。
「良かっ…た……」
彩也の力が抜ける。
「晋作、冬樹。
彩也さんを頼む」
「おう!」
「了解!」
「大丈夫すか?」
「うん、ありがとう……」
冬樹が自身のジャケットを彩也に羽織らせる。
「ももちゃんから離れろよ」
「え……お前…もしかして……」
「結城 永遠?」
「なんでもいいから、ももちゃんから離れろ」
男が百枝から離れた。
永遠は、百枝の元へ向かうとジャケットを羽織らせ、起き上がらせた。
そして、力の限り抱き締めた。
「はるくん…」
「ももちゃん、もう大丈夫だよ。
大丈夫、大丈夫。
遅くなってごめんね……!」
百枝の背中をゆっくりさすりながら、永遠も震えていた。
「良かっ…はるく……」
百枝も必死にしがみつく。
「ももちゃん」
永遠は一度腕をとくと、百枝を立ち上がらせ言った。
「ちょっとだけ、待っててくれる?」
「え?」
「友達と、向こうで待ってて」
彩也の方に連れていき、晋作と冬樹に向き直った。
「もう…終わりだ」
その永遠の言葉に晋作と冬樹は、スイッチを入れたように雰囲気が闇に落ちた。
そして三人は、男達に向き直った。
「お前等……」
「まさか…!!!?」
「そのまさかだよ!!」
晋作が不気味に微笑む。
「三頭軍!!!?」
「まぁ、そうゆうこと!」
冬樹も不気味に微笑んでいる。
晋作と冬樹が、男達に殴りかかる。
あっという間にぼろぼろになる、男達。
「弱っ!!」
「呆気ないなぁー」
永遠は感情のない顔で晋作と冬樹を見ていた。
そして、煙草を取り出し吸い始めた。
近寄りがたい雰囲気を醸し出して…………
百枝と彩也は、言葉一つ発する事ができない。
それ程恐ろしく、まさに“魔王”だった。
「くそっ!!」
一人の男がナイフを取り出し、真っ直ぐ永遠に襲いかかる。
「はるくん!!!?」
パシッと、乾いた音がしてナイフを持った手を掴んだ永遠。
「へぇー、俺に喧嘩売るんだ?
せっかく、晋作と冬樹に任せてあげたのに」
「は?」
「お前、わかってないみたいだから、教えてあげる。
晋作と冬樹と、俺では怒りの質が違う。
ももちゃんは、俺の大切な奥さん。
そんな人をあんなに傷つけられたんだよ?
もう……殺しても足りない位の怒りだよ?
俺が晋作と冬樹に任せたのは、二人ならお前等を半殺しで止めることが出きるから。
でも俺は違う。
殺しても、殺しても、足りないからね」
その後は、惨劇だった。
男達は、永遠によって更にぼろぼろにされた。
ちなみに永遠、晋作、冬樹は無傷でピンピンしていて全く疲れていない。
これが、三頭軍の恐ろしさである━━━━━━
今度は彩也が押し倒された。
すると入口のドアが、ガンガンガンと音をさせ壊れた。
「ももちゃん!!!?」
「「百枝ちゃん!!?」」
永遠、晋作、冬樹が息を切らして立っていた。
「良かっ…た……」
彩也の力が抜ける。
「晋作、冬樹。
彩也さんを頼む」
「おう!」
「了解!」
「大丈夫すか?」
「うん、ありがとう……」
冬樹が自身のジャケットを彩也に羽織らせる。
「ももちゃんから離れろよ」
「え……お前…もしかして……」
「結城 永遠?」
「なんでもいいから、ももちゃんから離れろ」
男が百枝から離れた。
永遠は、百枝の元へ向かうとジャケットを羽織らせ、起き上がらせた。
そして、力の限り抱き締めた。
「はるくん…」
「ももちゃん、もう大丈夫だよ。
大丈夫、大丈夫。
遅くなってごめんね……!」
百枝の背中をゆっくりさすりながら、永遠も震えていた。
「良かっ…はるく……」
百枝も必死にしがみつく。
「ももちゃん」
永遠は一度腕をとくと、百枝を立ち上がらせ言った。
「ちょっとだけ、待っててくれる?」
「え?」
「友達と、向こうで待ってて」
彩也の方に連れていき、晋作と冬樹に向き直った。
「もう…終わりだ」
その永遠の言葉に晋作と冬樹は、スイッチを入れたように雰囲気が闇に落ちた。
そして三人は、男達に向き直った。
「お前等……」
「まさか…!!!?」
「そのまさかだよ!!」
晋作が不気味に微笑む。
「三頭軍!!!?」
「まぁ、そうゆうこと!」
冬樹も不気味に微笑んでいる。
晋作と冬樹が、男達に殴りかかる。
あっという間にぼろぼろになる、男達。
「弱っ!!」
「呆気ないなぁー」
永遠は感情のない顔で晋作と冬樹を見ていた。
そして、煙草を取り出し吸い始めた。
近寄りがたい雰囲気を醸し出して…………
百枝と彩也は、言葉一つ発する事ができない。
それ程恐ろしく、まさに“魔王”だった。
「くそっ!!」
一人の男がナイフを取り出し、真っ直ぐ永遠に襲いかかる。
「はるくん!!!?」
パシッと、乾いた音がしてナイフを持った手を掴んだ永遠。
「へぇー、俺に喧嘩売るんだ?
せっかく、晋作と冬樹に任せてあげたのに」
「は?」
「お前、わかってないみたいだから、教えてあげる。
晋作と冬樹と、俺では怒りの質が違う。
ももちゃんは、俺の大切な奥さん。
そんな人をあんなに傷つけられたんだよ?
もう……殺しても足りない位の怒りだよ?
俺が晋作と冬樹に任せたのは、二人ならお前等を半殺しで止めることが出きるから。
でも俺は違う。
殺しても、殺しても、足りないからね」
その後は、惨劇だった。
男達は、永遠によって更にぼろぼろにされた。
ちなみに永遠、晋作、冬樹は無傷でピンピンしていて全く疲れていない。
これが、三頭軍の恐ろしさである━━━━━━