相思相愛・夫婦の日常~はる♡もも編~
そして日曜日の夜更け━━━━━━

「んんっ…はる…く……もう…おねがっ……」
「フフ…ももちゃん、またイッた?これで何回目?
でもね……
まだまだ終わらないよ?」

「え━━━━━んんっ!!?
んぁぁ!!?」
また、ググッと永遠が中に入ってくる。

「フフッ!!まさか、またイッた?(笑)
ヤバ……可愛すぎ…!!」
「お願…い……もう…もたな、い……はるく…!!?」

ピタッと、ベッドのスプリングが止まった。

「はるく…ん?」
「ごめんね、ももちゃん…」
「え?はるくん?」

「わかってるんだ……
でも……ももちゃんが好きすぎて、止まらない……!
ももちゃんに関することは、歯止めが利かない。
出きることなら、このまま俺の腕の中に閉じ込めたい……!」
永遠が額をコツンとくっつけ、絞り出すように言う。
百枝は永遠の頬を包み込む。

「はるくん」
「ん?」
「渡したい物があるの。ちょっと、離れて?」
「ん」
ゆっくり百枝から下りた永遠。
自分の身体にシーツを巻きつけベッドを下りて、バッグの中を漁る。

そして小さな箱を取り出し、永遠の腕の中に戻った。
「これ、本当は明日の朝渡そうと思ってたんだけど、はるくんにプレゼント!
一週間、はるくんが頑張れるように…!」

「え?ありがとう~!
開けるね!
…………これ…ジッポーだよね?」
「うん。本当は煙草をやめてほしいけど、煙草はある意味必須だって言ってたから……
ジッポーなら、ちゃんとお手入れすればずっと使えるから」

「へぇー!
インフィニティだ!あれ?反対の柄は、俺と同じウロボロスの刺青だ!」
「うん。オーダーメードなの」
「そうなの!?」
「だから、インフィニティははるくんの名前の“永遠”だよ!
でね、底を見て?」

「ん?
━━━━━!!!?」

“Always with you”

「私達は、いつも一緒だよ!
………なんてね━━━━━━━」
永遠に抱き締められる、百枝。

「ももちゃん!ももちゃん!ありがとう!
大切に使うね!」
「うん!」
「ももちゃん、大好き!」
「うん!
あ、でね!
その代わりと言っては何だけど………」

「ん?」
百枝に向き直り顔を覗き込む、永遠。
「はるくんのトレーナー、2・3着持ってっていい?
はるくんの匂いがするのもが、欲しくて/////
そ、その……////出来れば、そのトレーナー着て寝ようかと……////」

「………」
「……あ、あの…は、はるくん…?」
(や、やっぱ…退いたかな?
キモいって思われた……!?)

「ももちゃん、可愛すぎ!!!
うん!もちろん、いいよ!持ってってよ!」

「ありがとう……!」
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