相思相愛・夫婦の日常~はる♡もも編~
「百枝!こっち!」
市子が手招きする。
「うん!」
市子に駆け寄る。
そこには、雅楽と瑞生がいた。
瑞生は雅楽の高校の頃からの友達で、四人は大学でいつも一緒にいた。
「久しぶりだな、もも」
「うん。瑞生くんも元気そう!」
「百枝。永遠くん、大丈夫だった?
…………って////大丈夫じゃないわね……(笑)」
「え?」
「………これ、キスマークでしょ?」
首の赤い内出血に触れ、耳打ちした市子。
「え…////あ、う、うん////」
「フフ…」
「市子ちゃんは、幻夜さんに何か言われなかったの?」
「うーん。羽目外すなよとは言われたけど、特には!!」
「私、信用されてないのかな?」
「うーん。それはないわね!」
「そう?」
「ただ単に、永遠くんが独占欲が強いのと、百枝が可愛すぎるからよ!」
「何の話?」
雅楽と瑞生が、不思議そうに見ている。
「ん?百枝を好きになると、独占欲が強くなるって話」
「あぁーそうかも?
雅楽も、凄かったもんなぁー」
「は?」
「だって、ももに話しかけてる男に凄い顔で睨んでたじゃん!」
「そんなことないよ。ウザいなぁとは思ってたけど」
「フフ…!!」
「え?もも、何で笑うの?」
「え?あ、ごめん…」
「永遠くんもそんな感じよね?」
「うん。ちょっと、思い出しちゃって…!」
「…………ねぇ、もも。
旦那ってどんな奴なの?」
「え?どんな…凄くカッコいいよ!
可愛くて、強くて、しっかりしてて……
でも、誰よりも寂しがり屋な人……」
百枝が優しく微笑む。
雅楽は、百枝を見て思う。
それだけで、百枝の永遠に対する想いがわかった気がした。
「そっか……」
「百枝ちゃーん!」
そこに他の出席者の男達が話しかけてきた。
「さっき入口で別れてた奴、彼氏?」
「え?あ、旦那さんだよ」
「え!?マジで!!?」
「あれっさ。
三頭軍の一人だろ?一番最強の奴」
「ほらほら、誰だっけ?名前……」
「結城 永遠!!」
「あ、うん」
「凄いよな~!」
「え?」
「まだ、高校生のガキが凄い人数を束ねてたんだぜ!
中にはヤクザの息子とかいたのに、ひれ伏させて」
(そんなの、凄くないよ)
永遠のことを、褒めてもらえるのは嬉しい。
でも、そんなことで褒めてもらっても嬉しくない。
永遠の良さは、他にもたくさんあるのだから。
「それの何処が凄いの?」
そこに雅楽の声が響いた。
市子が手招きする。
「うん!」
市子に駆け寄る。
そこには、雅楽と瑞生がいた。
瑞生は雅楽の高校の頃からの友達で、四人は大学でいつも一緒にいた。
「久しぶりだな、もも」
「うん。瑞生くんも元気そう!」
「百枝。永遠くん、大丈夫だった?
…………って////大丈夫じゃないわね……(笑)」
「え?」
「………これ、キスマークでしょ?」
首の赤い内出血に触れ、耳打ちした市子。
「え…////あ、う、うん////」
「フフ…」
「市子ちゃんは、幻夜さんに何か言われなかったの?」
「うーん。羽目外すなよとは言われたけど、特には!!」
「私、信用されてないのかな?」
「うーん。それはないわね!」
「そう?」
「ただ単に、永遠くんが独占欲が強いのと、百枝が可愛すぎるからよ!」
「何の話?」
雅楽と瑞生が、不思議そうに見ている。
「ん?百枝を好きになると、独占欲が強くなるって話」
「あぁーそうかも?
雅楽も、凄かったもんなぁー」
「は?」
「だって、ももに話しかけてる男に凄い顔で睨んでたじゃん!」
「そんなことないよ。ウザいなぁとは思ってたけど」
「フフ…!!」
「え?もも、何で笑うの?」
「え?あ、ごめん…」
「永遠くんもそんな感じよね?」
「うん。ちょっと、思い出しちゃって…!」
「…………ねぇ、もも。
旦那ってどんな奴なの?」
「え?どんな…凄くカッコいいよ!
可愛くて、強くて、しっかりしてて……
でも、誰よりも寂しがり屋な人……」
百枝が優しく微笑む。
雅楽は、百枝を見て思う。
それだけで、百枝の永遠に対する想いがわかった気がした。
「そっか……」
「百枝ちゃーん!」
そこに他の出席者の男達が話しかけてきた。
「さっき入口で別れてた奴、彼氏?」
「え?あ、旦那さんだよ」
「え!?マジで!!?」
「あれっさ。
三頭軍の一人だろ?一番最強の奴」
「ほらほら、誰だっけ?名前……」
「結城 永遠!!」
「あ、うん」
「凄いよな~!」
「え?」
「まだ、高校生のガキが凄い人数を束ねてたんだぜ!
中にはヤクザの息子とかいたのに、ひれ伏させて」
(そんなの、凄くないよ)
永遠のことを、褒めてもらえるのは嬉しい。
でも、そんなことで褒めてもらっても嬉しくない。
永遠の良さは、他にもたくさんあるのだから。
「それの何処が凄いの?」
そこに雅楽の声が響いた。